
UpDate 2014.04.11

京阪本線 中書島駅にて
この車両は1900系で唯一の車両です。その理由はこの車両の生い立ちにあります。
京阪1900系は淀屋橋延長開業に備えて1963年に新造されました。
その際1956年から1958年に新造された1810系を編入しており
新造車グループと編入車グループでは車体構造に差がありました。
その後一般車格下げ改造・昇圧改造の時は大きく手を加えられることはありませんでしたが
1985年から始まった冷房改造工事の際に編入車グループは
徹底的に新造車グループと同じ車体に改修されました。
その際編入車グループの先頭車は中間車へ改造されましたが
新造車だけだと1両足りないため、写真の1914号車だけが唯一編入車グループとして先頭車で残りました。
しかしヘッドライトだけは同じ部品が無かったので角型となり
前面も垂直気味など1900系唯一の存在として異端を放っていました。

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